仕事のオンライン化特集記事～6.オンライン化までの道のり～

カンケイ商店の中村です。

今回は、仕事のオンライン化特集記事その6。最後の記事となるテーマは「オンライン化までの道のり」です。

私が実際にたどってきた、仕事のオンライン化の変遷を振り返ってみたいと思います。

がむしゃら期

まずはがむしゃら期。これは2014年から2016年くらいの頃で、サラリーマンとして働いていた時期でもあります。

趣味であるスノーボードの知見をブログに書いて発信していたところ、月間40万回（！）見られるサイトになりました。SNSもフォロワー1000名超に育ちましたが、どうも作業量と収入が見合わない、これは消耗戦だと次第に感じ始めるように…。

どのように収入を得ていたかというと、本業を終えた後や休日にコツコツブログを書いてアクセスを集め、アフィリエイトの商品のリンク（例えばAmazonや楽天のスノーボードグッズ）を貼ったりして、広告収入を得ていました。

オンラインで収入を得るという形が小さいながらも確立できたケースでしたが、低単価で売っている構図に疑問が生まれるようになりました。

実はある時計算してみたら、1年間で他の会社さんの商品を2000万円売っていたんですね。

ブログは月に40万回見られているのに、商品が一つ売れても何十円、何百円という利益にしかならない。こんなにアクセス数があるのに売上一つ一つの単価が低すぎるということに気付き、「いっそのこと自分の商品を作って売ってしまおう！」という風に考え始めました。

独立期

続いて独立期です。がむしゃら期でのブログの運営経験やアクセスアップの経験を活かして、事業主向けのブログ活用術をHPやYoutubeで発信し始めました。

なぜこのような発信を始めたかというと、ブログを書いて収入を得ているという話を色んな人にすると「そのノウハウ詳しく教えて！」と、特に個人事業主や会社を経営されている方から聞かれることが非常に多かったんです。

これは需要があるなと感じ、今度は自分自身を商品として、つまりブログやWebのコンサルタントとして活動していくことを狙って発信していったのがこの独立期です。

がむしゃら期と違ってサイトのアクセス数自体は100分の1くらいです。しかし、一件一件の単価を価値を高めて適切に発信し、届けたい人にきちんと届けることができれば、少ないアクセス数でも家族を養う稼ぎが得られることを実証できました。

独立期では、オンラインで仕事が成立するようにYoutubeを使って情報発信する、ワードプレスでブログを作って情報発信する、オンラインで会議ができるようにZoomの使い方を勉強する、といったことも同時進行で行いました。

その結果、パソコンとネットワーク環境があればどこでも仕事ができるようになり、また別のステージへ移ることを考えるようになります。これが2017年から2018年くらいの間のことです。

能率UP期

そして、2019年から現在進行形が能率UP期です。仕事のほとんどをオンライン・リモートワークで成立するようにビジネスモデルを顧客層ごとガラリと転換しました。

オンラインやリモートワークで仕事ができるようになると、移動やわざわざどこかに集まる必要性が薄くなり、生活コストの高い都会に住む必要がなくなったので、田舎暮らしを始めました。自然に囲まれて時間にゆとりを持つ生活が手に入りました。

現在はオンラインの活用術を深堀りし、自分が得てきた自由な働き方やライフスタイルをたくさんの人に広めているところです。

また、田舎暮らしの様子をお届けするYoutubeチャンネルを開設して、実際に都会から人が来るのかということを自分なりに検証してみました。するとYoutubeを見て「中村さんのところに遊びに行きたい」「こんな動画を作ってほしい」というような問い合わせやお仕事の依頼も来るようになり、手ごたえを感じています。

オンライン化をすることで仕事がどんどん効率的になり、自分が理想とするライフスタイルに少しずつ近づいていると実感しています。